運動における免疫力の増強
運動(スポーツ)
運動は免疫力を上げるのに有効です。
それでは、何の運動をすればよろしいのでしょうか?
あまりにも種類が多くて選べませんが、メニューを大きく分けてみました。
・柔軟(ストレッチ)運動
・有酸素(エアロビクス)運動
・筋力増強(マッスルアップ)運動
これらを無理なく、バランスよく行えれば、精神面と肉体面のプラスで免疫機能がアップするというデータはあります。
しかし、忙しい時間の中でこれらをすべてこなすことは、容易ではありません。
自然免疫医学研究所は運動により体内から分泌される、成長ホルモンという名前のホルモンに興味を持ちました。
成長ホルモンは脳下垂体前葉にあるGH細胞より分泌されるホルモンです。
このホルモンは免疫力の増強に大きく貢献します。
成長ホルモンは成長期には多く分泌されますが、加齢とともに減少します。
つまり、免疫力が年を重ねるたびに落ちてくるわけです。
生活習慣病や成人病が年を重ねていくにしたがい、増えることも納得できます。
免疫を高めるトレーニングを研鑽中に、加圧トレーニングというトレーニングメソッドに着目しました。
加圧トレーニングは成長ホルモン分泌を平常時の280倍分泌させることで知られています。
この、成長ホルモンは免疫機能を上げことができる重要なホルモンです。
加圧トレーニングは血流の一部を制限して行うトレーニングです。
したがって、正しい指導者(トレーナー)の下で行わなければならず、自己流では危険を伴うため、広く一般に普及することは難しいようです。
(一部の芸能人やプロスポーツ選手が取り組んでいます)
以下は、加圧トレーニングの優位性を加圧ジムの責任者から聞き取りました。
・プロアスリートから車いす生活の方まで幅広く対応できるメニューがあります。
・柔軟・有酸素・筋力トレーニングができます。
・短時間で各メニューが効率良くこなせます。
・低負荷(ウエイトも含む)で行うため、怪我やダメージも少ないです。
・リハビリのメニューとしては安全・短時間で筋力アップができます。
・成長ホルモンがでるため、若いころのような身体に近づくことができます。
調査協力:加圧スタジオ HIWALANI
HIWALANI加圧トレーニング指導責任者:森田敏宏
森田敏宏プロファイル
東京大学医学部卒 医師・医学博士
元 東大病院医師
日本加圧トレーニング学会理事
最近は、従来の加圧トレーニングを1/10の短時間で、しかも自動でそれ以上の効果を出せる、駆血という自動加圧トレーニング装置が開発されています。今後の主流になると思われます。